Trouble犬の皮膚のトラブル

犬のシャンプーの方法

  • ブラッシング後、しっかり濡らします。

    ブラッシング後、しっかり濡らします。
    はじめにブラッシングして余分な毛を取り除いてから、
    しっかりと濡らしましょう。
    薬用シャンプーの場合、体の表面についた汚れを落とすことで薬剤が皮膚に届きやすくなります。
    • ブラッシングは念入りに

      特に耳の後ろ・ワキ・内股・つま先・お尻・顔・お腹を丁寧に。洗浄後の毛玉を防ぎます。

    • シャワーはお尻や足から

      いきなりシャワーを掛けられるとびっくりしていまいます。
      お尻や足から濡らし始めて皮膚までしっかりぬらしましょう。

  • シャンプーを泡立て、洗います。

    シャンプーを泡立て、洗います。
    手にシャンプーを少量とり、体表にまんべんなく馴染ませます。
    皮膚炎等の症状に薬用シャンプーなどを使う場合は、症状の重いところから地肌を優しくマッサージするように馴染ませましょう。
    泡立ちが悪くなったら、シャンプーを手のひらに追加し、しっかりと泡立つようにします。
    全身を洗うことが困難なときは、症状のあるところを部分的に洗うだけでも効果的です。
    • 強くこすらない

      こすり過ぎると皮膚を傷つけてしまうので、注意しましょう。
      スポンジを使うと泡立ちがよくなります。

    • 洗い始めは症状の重いところから

      より長くシャンプーを接触させることができるので、薬用シャンプーなどの場合は症状の重いところからあらいましょう。

  • 薬用シャンプーなどの場合、薬剤を浸透させます。

    薬用シャンプーなどの場合、薬剤を浸透させます。
    皮膚炎等の症状に薬用シャンプーなどを使う場合、薬剤を皮膚に浸透させる時間が必要です。
    ノルバサンシャンプーは5分間、マラセブは10分間浸透させてください。
    この間、泡を舐めないように注意しましょう。
    シャンプーが眼に入らないよう注意してください。
    もし、眼に入った場合は、直ちに流水で洗浄し、症状が残るときには獣医師に相談してください。
    • 細かい部分も丁寧に

      お尻周り・ワキ・内股・口周りは、雑菌がたまりやすいので丁寧に洗ってください。

  • 丁寧にすすいで、乾かします。

    丁寧にすすいで、乾かします。
    ぬるま湯または水でシャンプー剤が残らないように丁寧に全身をすすいでください。コンディショナーを使用する場合は、軽く被毛の水気を切ってから塗布してください。
    すすぎ終わったら、手で上から下へ軽く水気を切り、タオルドライを中心に乾かします。特に皮膚炎がある子のタオルドライは、出来るだけ優しく皮膚を擦らないように気をつけましょう。
    • ドライヤーを使用する場合

      ドライヤーは犬の身体から30cm以上は離すようにして、皮膚が温まりすぎないよう、手で被毛や皮膚の温度を確認しながら乾燥させます。

    • 乾かしすぎにご注意

      乾かし過ぎはシャンプー後のかゆみの原因になることがありますので、注意しましょう。

  • コンディショナーを使うときは・・・

    コンディショナーを使うときは・・・
    被毛の水を軽く切った後、少量ずつ手にとって伸ばしてから皮膚と被毛を優しくマッサージするように塗布して下さい。
    成分を皮膚や被毛に浸透させるため、10分ほどおいてからしっかりとすすぎ洗いし、乾燥させて下さい。
    洗い流さないタイプのコンディショナーを利用する場合は、シャンプー後に軽くタオルドライをしてから使用して下さい。
    • 少しずつ塗布しましょう

      べたつかない程度の少量で、少しずつ塗布しましょう。

    • 洗い流すタイプの場合

      コンディショナー塗布後、10分ほどおいてから洗い流すと、より効果を実感できます。

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